飛鳥病院の理念
飛鳥病院の理念は「真のふれあい・やさしさ」です
つねに【真のふれあい・やさしさ=Heartto Heart】を 基本理念に医療活動に従事しております。
基本方針
ひとりひとりに応じた
医療と福祉で社会参加をサポートします
入院から退院後の生活までトータルな医療を提供します。
急性期治療病棟では、専門スタッフがチーム医療を提供し早期退院を目指します。
長期入院患者さまが意欲を持って社会参加を目指せる、退院支援やリハビリテーションを提供します。
在宅の皆様が安心して地域生活を送ることができるよう、多面的な支援を行います。
他機関と連携して、地域社会に貢献します。
職員の教育を徹底し、専門性の向上に努めます。
患者さまの権利
1.患者さまとスタッフの信頼関係に基づき、患者さま中心の医療を提供します。
2.患者さまには、人間としての尊厳を守られる権利があります。
3.患者さまには、適切な医療を平等に受ける権利があります。
4.患者さまには、病気や治療について充分な説明を受ける権利があります。
5.患者さまには、医療機関や治療方針を選択する権利があります。
6.患者さまには、診療情報の開示を求める権利があります。
7.患者さまには、プライバシーを保護される権利があります。
法人の取組
1.救急・急性期治療
急性期治療については、平成14年に51床の急性期治療病棟を開設。現在では年間約400名の入院を受け入れ、70~80%の方が3カ月以内に退院、新規入院者のうち1年以上の在院者は数%程度と、急性期治療病棟として高い機能を維持できるようになっています。
2.社会参加
3.病診(病院‐診療所)連携、病病(病院‐病院)連携・地域連携
また、これらの患者さまでデイケアや訪問看護などのリハビリテーションや在宅支援を要する場合には、法人内のデイケアや訪問看護ステーションを利用していただいたり、退院前に地域の社会資源利用のための案内を行ったりしています。入院あるいは通院中の患者さまの体の病気への対応のため、病病連携にも力を注いでいます。地域の中核病院や救急病院を中心に15~20の病院と、紹介、受け入れともに活発に行っています。
病診連携・病病連携については、地域連携室の看護師・精神保健福祉士が窓口となって、受診調整やその後のフォローを担当しています。
その他、地域連携の一環として、奈良県精神医療審査会、奈良保健所、山城南保健所、奈良市障害認定委員会、精神障害者雇用支援連絡協議会、奈良市役所老人福祉課、特別養護老人ホームなどへ相談医、嘱託医を派遣し、連携が密なものとなるよう努めています。
4.臨床研究
特に精神疾患を有する患者さまの病識やQOL、服薬態度、肥満ややせなど、精神疾患の治療や社会参加の支援における重要な問題に注目し、医局、看護部、作業療法部門など、複数の部門で協力して臨床研究を充実させるための取り組みを行っています。患者さまには研究へのご協力をお願いすることもございますので、何卒よろしくお願い申し上げます。